えむえふ雑記

東京で暮らす30代無職

区役所に行ってくる

35歳、無職歴2年目。

いままでは貯金で何とかなってきた生活ももういよいよ辛くなってきた。なんとかしなければと毎日思いながらも動けない日々が続いている。

 

ついでに本日、いままで住まわせていただいた同居人のiPadを踏みつけてしまい、さすがに弁償しろと怒られてしまった。なんでこんなに自分は失敗をしてしまうのだろう、さすがの僕も凹んでしまった。iPadを一括で買う口座に現金などありはしない。

 

かなり人生が嫌になってしまっていた。普通の人は少しづつ人生を積み上げていっていると思う。だけど自分は多分止まってしまっている。それがツラい。

 

現状を変えたいということで、まずは誰かに相談にいくことにした。

以前どこかで区役所にはそういう、生活相談の窓口のようなものがあって何でも相談できると聞いていたので、まずはネットで調べて、地域サポートセンターとやらに電話してみることにした。

 

電話口で生活の相談したいんですけどというと

「え、どういうことをですか?」と言われ戸惑った。気軽になんでも相談と書いてあるが、漠然と悩んでいるだけじゃダメだったみたいだ。

 

とりあえず、仕事を休んでしまっていることを伝え、仕事に復帰したいということを伝えると、復職サポートの相談役を紹介してもらうことに。なんとなくもっと漠然とした悩みを一緒に整理して欲しかったのだけど、うまく説明できなかった。

 

電話に出たのはいかにも優しそうな女性の方だった。今の状況や過去の離職理由を質問され、過労と人間関係が重なって精神的にダメになってしまったことを伝える。

 

なんでもコロナが原因の場合だと、給付金等のサポートが受けられるらしいが、それ以外の場合は特に金銭的サポートはないということを暗に伝えられる。もしかしたら、そこで嘘でも言えばよかったのかもしれないが、なんとなく言えなかった。

 

話を聞いていると、相対的に僕はそこまで困っている人間ではないらしい。

 

確かに精神的に回復してきたから、区役所に行けたわけだし(この日は落ち込んでいたが)年齢的にも仕事を選ばなければ何かの仕事はある年齢と言える。加えて、最近復職までのスモールステップとしてアルバイトを始めたことを伝えると「それが大事なの。まずは半年続けてみてください」と言われる。

 

半年という詳しい期間は知らなかったが、まずは自分にできる範囲から仕事を増やしていくことがいいことはわかっていたので、自分でそうしていたのだけど、それは役所的にも推奨回復手段だったということだ。ここまで話て、なんとなく相手の雰囲気から「ここで話せて元気が出たという演技をしないといけない」ような空気を感じてしまった。多分これ以上会話しても意味はなさそうだった。

 

僕はそんなに困っていないし、すでに回復に向けて動いている人間なのか。

 

ぜんぜん心が向上した訳ではないけど、僕は役所を後にすることにした。

 

なんというか役所の窓口に相談はあまり自分に向いていないのだということがわかった。これから、とりあえず今いただいたアルバイトを進めながら、ちょっとづつ生活を向上していくしかない。他の相談口を見つけ、仕事に慣れたら別の仕事を探したり、住む場所を変えたりいろいろなことを試していこう。

 

今日はそれを宣言するための日記とする。